まず最初は、側板とリアバッフルが直角に交差するコーナーに、幅50mm板を入れる。(下の写真の右上部分)
両端を45度に面取りをした1180mmX12mmを4本作る、丸鋸を45度傾けた状態で幅の誤差を1mm以内に収めることは自分の工作技術の限界だと感じた。 結局ベルトサンダーで修正した為48mmになった、46Cmの穴から1180mmの板を入れることが出来ないので半分に切断、こんな事ならさいしょから590mmなら工作が楽だったと後悔する。 この日から、上下の46Cm穴(これは何とか肩が入るため作業できるが38Cmだと無理)と15CmX20Cmの三本のダクトからの作業が2ヶ月も掛かるとは、この時点では思いもしなかった。 よく見ると補強材のエンドなどに1mm~3mmの隙間が有る、これは、箱を作ったあとに補強を入れるからだと思うが、仕上げが悪いこの隙間を埋めれば当然強度が出る、しかも曲がり材を使ったのか浮いてる個所まで有る、厚さの違う薄板を数十枚用意してから、隙間にたっぷりボンドを注入、そして薄板を押し込む。 Nnn~かんぺき! 次は、フロントとリアのバッフルの間に柱を立て、この柱を補強材に絡ませ柱の鳴きも抑える考えだ、オリジナルの状態では、板から離れた柱が4本、ダクトからリアバッフルを繋ぐ2本と側板と側板を繋ぐ2本、いずれも叩いてみると箱が鳴る。 フロントとリアバッフルを繋ぐ柱を、2本から10本プラス2本にする。 ダクトに近い個所には針葉樹の重たい合板、あまり力が掛からない上下にはツーバイフォー材で、後から入れる為にワンピースでは隙間ができるので、箱の中で組み立て次にボンドを圧入する方法をとる、そのためにツーピースで小さい方には、ボンドが通る穴が縦横に有りバッフルの補強も兼ねるようにした。 1ユニットに対し時計で言うと 1:30 4:30 7:30 10:30 の位置に4箇所、天板と底板に2箇所。 側板の強化、斜め45度でビスを入れてる為側板をぴったり抑えてる。 バッフル同士を繋ぐ補強がない箇所は、L型で側板とリアバッフルを同時に抑える リアバッフルの補強、間隔は約200mm ここの部分は完成チェックをしたら左右音がまったく違った、コンコンとボンボン勿論ボンボンの方がおかしい、ぼろ板だった。 もう出来上がってる、どうしようもないので合板を一つずつ貼って音を合わせた。(辛過ぎる) これは天板、右端の木はウーハーを支え、天板の補強も兼ねる 天板から補強が側板の補強と交差し下の側板の補強へは18mmの2枚の板でダクトの所をクリアし、また下の底板へと繋がる、ここは上下方向の補強だけど、本当は一本の木を入れたいところだが、46Cmの穴から材料を入れるとかダクトが有るとか制約でこの様になった。 ダクトの周辺は、縦横の補強が集まりそれぞれを繋いだ為手ぐらいしか入らなくなった。 もう、柱は鳴かない。 真中のダクトから覗く グラスウールを入れ、配線もした。 変な端子は、アース配線用 出来た!出来た!できた! 平手やげんこつ、ドライバー・ハンマーで叩いた、いい感じ余計な音がしない、、、、うれしい 黒いものは、紙に備長炭の粉を織り込んだものとかで、炭の多彩な効果を狙った物、割と高価だけど導入。 目的は、備長炭効果とかはどうでも良く、ダクトからグラスウールが見えるのが嫌なだけです。 つぎはヨハネスさん宅より、お嫁に来たEAWです。
by yamakasa-toku
| 2006-05-10 02:06
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